WORKS
仕事を知る

ゴンドラとは?
ビルのガラス清掃や外壁工事で使われる、空中につり下がった作業台(ケージ)を上下、前後、旋回等の移動をさせる作業設備です。
ビルの外側で作業するために欠かせない設備機械で、ワイヤロ ープ・モーター・リミットスイッチなどいくつもの部品が正しく作動して初めて、安全に使うことができます。
東京輸送機は、そのゴンドラが 毎日問題なく使えるように点検・整備するプロです。
どんな仕事をする?
ゴンドラが「安全に動く」ための作業を、チームで行います。
- 点検(チェック)
- ゴンドラ全体の劣化・発錆、ワイヤロープやケーブル類の破 損、制御盤等の電気機器類の計測、モーターやブレーキの異音 など、目で見て耳で聞いて確認します。
チェックリストに沿って進めるので、未経験でも安心! - 整備(調整)
- ケージバランスの調整、部品のガタつきやズレを直したり、必要に応じて調整します。
- 部品交換
- 摩耗したワイヤロープや、劣化したモーター、電気機器類などを交換します。
大がかりな交換は先輩が中心。新人は補助からスタートします。 - 動作確認
- 「上昇・下降がスムーズか」「安全装置が反応するか」を必ず確認します。
- 製作補助
- 工場では、ゴンドラのケージ(人が乗る部分)の補修作業を主に行っています。
1日の仕事の流れ(新人の場合)
8:30|朝礼・安全ミーティング

今日の作業内容と注意点を15分程度で共有します。朝礼後は、電車や社用車で現地へ移動します。(都内の現場が多いです。)
9:30|現場到着・点検作業スタート(先輩とペア)

ワイヤーロープやモーターなど、決められたポイントを順番にチェック。
11:30|お昼休憩(11:30~13:00)

現場近くのお店に行く人もいれば、お弁当を持参する人も。
13:00|整備・部品交換

午前の点検で見つけた異常を、先輩と一緒に修理・交換します。
14:30|最終の動作確認

作動に問題がないかを全員で確認します。
15:00|片付け・報告書作成

工具等を片付けて、規定の用紙に作業内容を記入します。
16:00|翌日の準備

帰社後、工場作業や翌日の準備を行います。
17:00|退勤

繁忙期以外はほとんど定時。メリハリある働き方ができます。
チームワークについて
ゴンドラの仕事は、一人では絶対にできません。
声を掛け合い、合図を送り合いながら、
“2名以上のチームで安全をつくる仕事”です。
新人のうちは、常に先輩がそばにいて
・確認方法
・判断の仕方
・危険の気づき方
を一つひとつ伝えていきます。
困ったときはすぐフォローが入るので、
安心して覚えていくことができます。
必要なスキル
特別な経験や資格は必要ありません。
この仕事で大切なのは スピードではなく、“安全意識” です。そのために、“丁寧さ”と“質の高さ”が大切になり、最後に“急がない・遅れないスピード”が求められます。
重いものを持つシーンは少なく、
仕事の中心は “チェック” と “調整” です。
毎日の積み重ねで自然と技術が身につき、
資格やキャリアアップにもつながっていきます。